シルクの特長
シルクは、蚕(カイコ)が創った繭から作られた繊維です
蚕が成虫へと成虫するために、繭の中は蚕にとって快適な環境でなければなりません
そのために繭には「湿度」、「温度」「紫外線」を調節する機能が備わっています
シルクは蚕が作った天然素材で、人の皮膚と同じタンパク質からできた繊維です
だから、シルクは肌にとても優しいのです
シルクは吸湿性に優れる一方、放湿性にも優れ、湿度の調節機能が高いのです
そのため、肌をいつも快適に保つことができます
シルクは非常に細い繊維なので、繊維と繊維の間に多くの空気を取り込むことができます
そのため、薄くても保温性が高いのです
化学繊維と違って、シルクは静電気が起こりにくい繊維です
光沢はシルクの最大の魅力の一つです
立地でエレガントな光沢は、他のどんな繊維よりも優れています
細くて長い繊維を細かく織り上げているため、シルクはとてもなめらかな肌触りです
シルクにはUVカット効果があります
蚕が紫外線を浴びないように、繭には紫外線を吸収する働きが備わっているのです
よくある質問
Q.高額なシルクと安価なシルクの違いは?
店舗によって、シルクの値段はピンキリで、シルクパジャマを1つの例としても1万円を超える商品と3,000円くらいで買える商品などございます
どの商品も「シルク100%」と表記していれば、安い方をご購入したいのがお得と思われますが、ここで気を付けなければいけません
シルクは蚕から吐き出される糸を撚って、生糸にし、そこから様々なシルク製品となります
糸を撚るときに、どうしても糸のきれっぱしが出てしまい、そのきれっぱしを集め撚りあわせた糸でつくった製品もございます
当然、品質の悪いシルク製品となりますので、光沢も少なく、毛羽立ちもし、肌触りがすごく悪いというシルクの良さが少ない粗悪品となります
この粗悪品も「シルク100%」と言えてしまうので、ただ単に安いのは気を付けなければいけません
Q.匁(もんめ)って何?
匁(もんめ)は、日本の尺貫法における質量を表す単位です
(1匁 = 3.75g)
シルクでは、93cm四角の布生地の重さを表わし、19匁のシルクと言うと 93cm四角(93cm×93cm)当たり約71.25g(3.75g×19)の重さのシルクを指します
匁の数字が大きいほど目の詰まった高級生地になります
Q.シルクサテンって何?
サテンとは布の織り方で朱子織りのことを言います
非常に光沢があり、豪華な雰囲気を持ちます